梅は出回り期間が短く、また梅の木がある家では一度に採れるので、「梅しごと」と呼ばれる加工食作りの時期は、なんとなく気ぜわしいもの。そんなときは梅を冷凍保存するのがオススメ!時間があるときなど、計画的に加工作業ができます♪
★冷凍保存テク
青梅でも、熟した梅でも冷凍保存OK!
【1】梅はその熟度によって水につける時間を調節し、アクを抜く。
(青梅ならひと晩程度が目安。完熟した梅はアク抜きは必要ありません。)
【2】竹串などでなり口をとり、水けをしっかりとふき取る。
【3】「ジップロック フリーザーバッグ」に入れ、なるべく空気を抜いてジッパーを閉め、冷凍保存。


★使うとき
凍ったまま使います。梅干し、梅酒、梅ジャム、梅みそ、青梅のシロップ煮なども、冷凍した梅で作ることができます。
梅干しにする場合は塩を、梅シロップにする場合なら砂糖を、凍った梅にまぶし、そのままエキスが出るまでおきます。冷凍した梅を使うと、梅エキスの抽出が非常に早く、生の梅で作るよりも発酵しにくいので、作業が楽になりますよ♪
ただし、かたい青梅を冷凍しても、解凍すると実がやわらかくなるため、「カリカリ梅干し」のようなカリカリとした食感の保存食は作れません。
また、魚(イワシやアジなど)や肉(鶏手羽、豚かたまり肉など)の梅煮を作るときは、凍ったまま入れて一緒に煮ます。さっぱりとした味に仕上がり、オススメです。